他社探偵の高額代金のトラブル
探偵のトラブルで、一番多いトラブルが高額な代金請求です。
こういったトラブルは、探偵業法の施行で探偵社の規制を行い、減少してはいっているものの、まだまだ発生しています。
ここでは、高額な代金の請求の事例を紹介致します。
広告や、ホームページで安い調査料金だったにもかかわらず、実際に見積もりを行うと高額になるパターンです。
集客のために低料金を前面でアピールしていますが、その料金内には、本来どんな調査にも必要になる調査車両料金、調査機材料金、報告書作成費など含まず、見積もりの段階でその料金を追加することで、高額な契約内容になります。
この場合、見積もりや契約書の不明な点などはよく確認を行い、納得がいかないまま、契約することがないように注意しましょう。
ケース①の場合は、見積もり時に調査料金が分かるパターンで、ある程度、契約前に阻止をすることができます。
ですが、契約後の調査時や調査後に、オプションや、調査追加料金などがいつのまにか追加され、調査料金が高額になるトラブルがあります。
この場合、おかしいな?と思った時点で、契約書の内容をよく確認して、全国の消費生活センターに相談してください。
業界には料金設定の目安となる規定や基準などはなく、調査費用は業者側の裁量で決められるケースが多いとされています。
調査料金は、多くの場合に調査の案件の目的や調査対象の状況による条件が異なり、それにより料金が異なります。
では、妥当な調査料金はどのくらいの金額なのでしょうか?
多くの業者は、基本的に調査員の拘束時間が料金に反映されます。
相場として、調査員1名あたり1時間5,000円~15,000円程度で、1日の調査時間を4~5時間に設定し、且つ、調査員2名で調査するパターンがほとんどです。
ですので、調査料金は10万円程度~が相場となっています。
調査の内容や、状況により調査時間や調査員の人数もかわってきますので、まずは探偵社にお見積りを依頼する形をとり、見積もりの内容をよく確かめることが、トラブルの回避につながります。