養育費に関して

養育費は、子供が自立するまでの期間、子供を引き取った側に支払う、養育をしてもらうための費用です。
また、養育費は、結婚をしているか否かに関わらず請求することができます。

養育費の支払い期間は、法律で取り決められていませんので、当事者間の話し合いや家庭裁判所などで取り決めを行います。

一般的には成人である20歳までの支払いが多く、子供が大学に進学した場合は、22歳まで支払われることがあります。

また、20歳になる前に子供が結婚した場合や、就職をした場合などは、扶養義務はなくなりますので、養育費を支払う義務もなくなります。

養育費の金額は、親の生活水準によって異なりますが、一般的なケースでは、子供一人につき月額2～4万円のケースが多いとされています。

家庭裁判所の調停で、取り決めを行われる場合の養育費の額は、生活保護基準方式に基づき算出されます。