便乗犯罪を防ぐテクニック
残念ながら、東北地方太平洋沖地震の被害の混乱に便乗した悪徳な詐欺が増えているそうです。
このような犯罪は「便乗詐欺」といわれています。
「便乗詐欺」を防止するには、どのような詐欺が横暴しているか、情報収集を行い、詐欺の内容を知っておくことが一番いい防止方法です。
では、現在、確認されている、もしくは予想されている「便乗詐欺」をご紹介いたします。
既にテレビ番組やインターネットニュースなどで報道されていますが、東北地方太平洋沖地震がおこった2日後に、善意の募金をだまし取ろうとする悪質な詐欺サイトが見つかっています。
このようなサイトは今後も横暴するとみられています。
また、公的機関を装い、義援金を振り込む依頼のハガキや電子メールを送りつけ、募金を特定の銀行口座に振り込みをさせる詐欺も今後でてくる可能性があります。
このような詐欺にあわないためには、義援金・寄付金は信頼できる企業を選んで行うように注意してください。
また、義援金・寄付金を受け付ける窓口もありますので、そういった機関で寄付を行うのが、一番安心できるのではないのでしょうか。
今回の東北地方太平洋沖地震で保険会社などは特例を適応しています。
そういった情報を元に、「行政から補助金がでる」などと、勧誘を行う詐欺が、今後でてくると予想されています。
そのような勧誘があった場合は、まずは契約の内容を冷静に確認し、行政などに確認を行うなどの下調べをきちんと行いましょう。
東京電力の社員を装い、窃盗や暴行を働く事件が起こっているようです。
「確認できないと電気が使えなくなる」などと言葉巧みに部屋に上がり込み高額な修理費用の請求を行ったり、窃盗を行う事例がでています。
不信な訪問があった場合は、必ずドア越しに確認を行いましょう。
また、東京電力では、「勤務証」を持参しているそうですので、社員だと証明できるものを必ず確認しましょう。
特に女性の一人暮らしの場合は、不用意に部屋に招かないよう、細心の注意を心がけてください。