探偵まめ知識

探偵業者を見極める方法

探偵業法が制定されて、悪徳な探偵社は日増しに減少していますがまだまだ、悪徳な探偵社は存在しています。
正式な契約を行う前に、本当に安心できる探偵社なのか必ず確認してください。

●届け出を行っている探偵社か確認する

平成19年6月1日より探偵業法が施行されました。
それに伴い、探偵業を開業するには、開業前日までに、営業所ごとに探偵業の届出を「都道府県公安委員会」に行う必要があります。
交付された探偵業届出証明書は、探偵事務所の見やすい位置に掲示することが義務付けられていますので、事務所で簡単に確認することができます。

●正当な調査と調査方法

必ず見積もりをご確認ください。

【確認のポイント】
・不明確な項目がないか確認を行う
・諸経費(調査車両料金、調査機材料金、報告書作成費)が記載されているか確認を行う
・調査対象者の状況などを加味した上での見積もりになっているか確認を行う

●契約時に依頼契約書や、その他の書面を確認する

契約時における探偵業者の義務として、書面での交付を行わなければなりません。
依頼契約書の他、重要事項説明の書面、契約書の書面などが透明、かつ明瞭であることを確認し、必ず依頼事項の説明を受けてください。

【書面に必要な内容】
・契約の重要項目についての書面
・契約の内容を明らかにする書面
・お客様が調査結果を犯罪・違法・差別的取り扱いなどの行為のために用いない旨を示す書面

●事務所、担当者の対応などを確認する

・電話を必ずかけて相談の予約をする。
・会社の体制や担当者の顔が見えないメールだけでの依頼は絶対にしないこと。
・会社の規模や実績、調査体制、システムをしっかり確認する。
・相談員や担当者の人柄や対応をみて、親切に対応してくれるかどうか見極める。

事後のアドバイスやアフターサービスが充実しているかが特に重要なポイントです。必ず確認しましょう。


●悪徳探偵に依頼してしまったと感じたら

悪徳探偵に依頼してしまったと感じたら、毅然とした態度で善処することを要求しましょう。
改められない場合は、内閣府が認可した全国調査業協同組合や消費者センターに相談すると良いでしょう。