それは、私が大学生二年生の夏。

30代 女性

それは、私が大学生二年生の夏。
まだ一度も彼氏ができなくて悩んでいた時期、最初に友達になってくれた子には彼氏がいました。
それは、入学してすぐに部活の勧誘で知り合ったばっかりの陸上部の新入生でした。
友達も陸上部にマネージャーとして入部し、最初はラブラブで見ているだけで楽しそうだった2人にも倦怠期がやってきました。
いつもはのろけていた友達も愚痴が多くなり、あまり彼の話も聞かなくなってゆきました。
ある日授業を一緒に受けようと、大学の近くのデザイナーズマンションに友達を迎えにいくと、見知らぬ男と友達がでてきました。
弟かな？と、思いましたが、バイト先で声をかけてきた野球部の一年生男の子と浮気をしている。と打ち明けられました。
それから、友達は野球部の彼の話ばかりするようになったのですが、暫くして、友達から突然夜に電話がかかってきました。
レストランで浮気相手といるところに突然彼氏が現れて、陸上部の何人かに浮気相手がつれていかれた。と言うのです。
そのレストランというのが大学のすぐ近くのレストランだったので、陸上部員たちも近くに下宿しているので、見つかってもおかしくはなかったのですが、大胆にもそんな場所を密会の場所に選んだのでした。
浮気相手は、友達の彼氏と陸上部の仲間数人に囲まれて、土下座させられ、もう二度と友達と会わないことを約束させられ、帰されたそうで、それから友達も懲りて浮気はやめただろうと思いましたが、それから浮気相手の数がどんどん増え、入学当時には自分のことを、すごく一途だと言っていた友達が、『なんで、好きな人を1人に選ばないといけないの？！いいよねーマル子は単細胞で悩みがなくて。』というセリフまで飛び出しました。
結局陸上部の彼は、友達にボロボロにされ、近畿大会に出場するほどの実力があったのに、どんどん他の部員に抜かされ、実家の工場も自己破産したため、大学を中退し、四国へ帰ってゆきました。
一方友達は浮気相手の一人と真剣に恋に落ちましたが、DVを受け、アザだらけになりながらも卒業まで付き合い、カナダ留学にもついてゆきましたが、ボロボロになってかえってきました。
これは、あの時のバチがあたったのでしょうか？？