浮気発見エピソード
父は長年不倫をしていた
40代 女性母が亡くなり、葬儀を終えて四十九日法要も終えた夜、父から再婚したいと切り出されました。
さすがに母が亡くなって日も浅いのに何言っているのか、不謹慎だと兄弟そろって父を責めました。
その日は子どもたち全員に反対された父はガックリ肩を落として寂しそうにしていたのですが、その姿があまりにも可哀想で、後日兄弟だけで集まり、父の話をどう受け止めるのかを話し合う事にしたのです。
再び集まった私達兄弟は、これから先一人で生活をする父の寂しさを思えば、再婚して明るく生活してもらったほうが良い。
という考えで大筋一致していました。
しかし、後から集合時間に遅れて到着した末の弟が私達兄弟の前に分厚い封筒を差し出してきたのです。
その封筒の中身は父の再婚相手に関する調査資料。
実家に長くいた末の弟は今回の父の再婚に強く反対していたのですが、その理由がその調査資料で分かりました。
父は母が存命中のだいぶ長いこと、その相手と不倫関係にあったのです。
今回の母の急逝も、じつは心労が原因だともいってもおかしくない調査資料でした。
弟は実際何度か父の不倫相手にいやがらせを受けていたとその時告白してきたのです。
その証拠を基に、私達はもちろん今回の父の再婚話を断固拒否。
それでも再婚したいというのであれば、生前の財産分与を行い私達兄弟と父の関係は絶ってから。という条件をつけました。
父は最初隠してきたはずの不倫を暴かれ、自分の事を棚に上げて怒り狂っていましたが、それでも再婚を選び弁護士指導のもと財産分与を行い、家・土地も売り私達兄弟の前からいなくなりました。