浮気発見エピソード
子供の血液型がどう考えても俺の子供だったら在り得ない血液型
30代 男性我が家の構成は、俺と妻、そして一人息子の三人家族。
幼いながらも利発な子供で、俺は息子を溺愛していた。
そんなある日の平日、妻と子供が巻き込み事故に遭って緊急搬送されたと会社に連絡が入った。
もう俺動転しまくりで2人が無事かどうかを電話で叫んでいた。
見かねた上司が俺を引き連れて急いで病院に車を走らせてくれたほどに。
病院につくと真っ先に手術室に連れていかれ、医師から容態を聞いた。
妻はひとまず無事、息子は出血がひどくて輸血が必要と言われ、 俺の血を使うように言ったのだが、息子に必要な血液型はB型。
俺と血液型が合わずに、ちょうどその時一緒にいてくれた会社の上司が血液型B型だったのもあって無事に輸血も出来て 息子は一命をとりとめた。
それからしばらくしてから一般病棟まで容態も落ち着き先に退院した妻と毎日子供を見舞う日々を過ごしたのだが、どうしても気になることがあり、ある日の見舞い帰りに妻に確認した。
息子は本当に俺の子供か。と。
そう、俺と妻はともにA型。子供がB型なんてありえない。
これは一体どういう事かと。
そしたら、妻は最初子供が入院しているのにそんな事どうでも良いでしょうと叫んでいたが、俺としてもここは引き下がれなかった。
俺が今まで溺愛していた子供が実は自分の子供じゃなかったなんてあまりにも酷すぎる。
疑惑を抱えたままこれから先子供と接する事が出来るか、などとかなり考えた。
妻からの返事はいまだにない。子供は来週退院をするが、自分の中ではいろんな思いが渦巻いて爆発しそうだ。