パートナーが浮気をしてるかもしれない!!
LINEを見たい!でも見れない!!
と思った人が考えることの1つに
「クレジットカードの明細書を見れば何か手がかりが見つかるかも!」
というものがあります。
クレジットカードの明細書で確かに浮気の形跡は分かるかもしれませんが
勝手に見てしまう事は法律違反になる場合もありますので、そのあたりも解説します。
また離婚を考えている人にとっては「浮気の証拠になるかどうか」も気になると思いますので、そのあたりも解説します。
Contents
クレジットカードの明細書は浮気の証拠になるのか
まず「クレジットカードの明細書が浮気の証拠になるのかどうか」ですが
“証拠になる場合もある”
が正解になります。
以下の弁護士さんの記事にも書いていますが
「証拠」というのは「不貞行為」を証明できる必要があります。
「不貞行為」というのは、結婚相手意外と“セックスをする”ということですので
例えば
「知らない女性とラブラブなLINEをしていた」
「知らない女性と手をつないで歩いているのを見た」
というだけの証拠では足りません。
「ラブホテルに入っていく瞬間の写真」
などがあればベストですが、なかなかそのような写真は撮れません。
ですので、「離婚をしたい」「慰謝料をもらいたい」という場合は、探偵会社などに依頼をして、尾行してもらって撮影をする人が多いのですが
「純粋に浮気をしているかどうか知りたい」
という理由であれば、クレジットカードの明細書も役に立ちます。
また
- LINEのやりとりで「昨日のセックスは〇〇だったね」というやりとり
- その日にクレジットカードの明細でホテルに入った記録がある
- その日に避妊具(コンドーム)を購入したレシートがあった
という「不貞行為が推測できる証拠」を多く残すことによって、裁判所も「不貞行為があった」と認めてくれる場合もありますので、クレジットカードの明細書が
“証拠になる場合もある”が正解なんです。
逆に「高級レストランの利用歴と、ラブホテルで決済した利用歴がある」だけで「不貞行為」は立証できないので、
“明細書だけでは証拠にならない”ということも言えるでしょう。
クレジットカードの明細を隠す理由や心理
ではここから「クレジットカードの明細」を“証拠の1つ”として残すために、どうすればいいのかを説明していきます。
まず、パートナーがクレジットカードの明細を隠す理由や心理は色々あります。
浮気などではなく「へそくりで財布を買ったことがバレるのがイヤ」という可愛い理由もあります。
また「仕事の接待でキャバクラに行ったけど、変に心配させたくない」という、パートナーのことをある意味では気づかっている理由もあるでしょう。
ですので「クレジットカードの明細書を見せてくれないから浮気している」と断定することは難しいのが事実です。
また浮気をしている人というのは警戒しているので、基本的にクレジットカードでの支払いをせずに形跡を残さないようにしようと思っている人の方が多いです。
ただ「食事後のホテル」などはお酒も入っていると、少し大胆になりますし、「現金がないからお金をおろす!」というよりも「ホテルまで行く雰囲気」を考えた時に「おろせずにカードで決済する」ということもありますので、見れる状況の人は細かくチェックしておくといいでしょう。
本人以外がクレジットカードの明細を見ることはできる?
では「まだクレジットカードの明細書を見れていない!でも見たい!」という人のために説明をします。
明細書を勝手に開けたり取り寄せたりできる?
まず、自宅に届いたクレジットカードの明細書を勝手に開けてもいいのか。
ということが一番気になると思います。
しかしクレジットカードの明細書には「親展」と書いてあり、これは「信書」というものになり
「本人以外が開封すると信書開封罪という罪」になります。
もちろんこれは急に逮捕されるのではなく、「勝手に開けられた人」が訴えなければ逮捕されません。
しかし、このように「違法に知った証拠」というのは
「離婚調整」「離婚裁判」「慰謝料を請求する」などの法的な場では使うことができません。
つまり「クレジットカードの明細書だけでも十分に不貞行為を立証できる」という証拠でも、裁判所はその証拠を認めてくれないのです。
ですのでクレジットカードの明細書が開封されており、机に置いてあるとか、置いている場所を知っているのであればよいのですが、そうではない場合は「勝手に開ける」ことはできないのです。
WEB上で明細書を見てもOK?
最近ではクレジットカードの明細書をWEB上で見れるようになっていますが
管理画面にログインして、見ることも「不正アクセス禁止法」という法律違反になります。
法律違反ということは、クレジットカードの明細書にどれだけ有力な証拠があったとしても証拠になりません。
また「インターネットの閲覧履歴」などをチェックされて
「勝手にクレジットカードの明細を見ていた」ということがバレると
- 浮気をしていないのに浮気を疑われた
という問題にもなります。
加えて、浮気をしている場合も「ヤバイ、疑われてる!」と思って、より一層警戒しながら浮気をされてしまい、証拠をつかみづらくなりますので注意が必要です。
もしも明細書を見ることができればチェックするポイント
ですが、もしクレジットカードの明細書を置いているところを知っていて、見れる状態になっているのであれば、以下のようなところを重点的に見るようにしましょう。
見れない人の方法は後程紹介します。
怪しいと思った明細の日時の確認
まず明細を見て、怪しいと思った日時はメモをしておくようにしましょう。
怪しいと思った日時をメモしておくと、後から見返すことが可能になります。
例えば
「出張だった日に怪しい項目が多い」
「怪しい項目が全て水曜日だった」
というような規則性が見つかるかもしれません。
例えば浮気相手のシフトが水曜日が休みで水曜日に会っている
ということも考えられます。
ですので、怪しいと思った項目の日付はメモをしておくようにしましょう。
また怪しい曜日などが分かれば、探偵会社に依頼をする時も
「水曜日にいつも怪しい明細があって、次の〇月〇日の水曜日に「残業」と言っているので怪しい!だから尾行してほしい」という的確な指示を出すことができます。
怪しい項目の会社名をメモ
加えて怪しい項目を引き落とししている会社名もメモしておきましょう。
金額を引き落としてしている項目は一目見れば分かるものもあると思います。
「Amazon」とか「海鮮居酒屋〇〇店」などは分かります。
ただ「〇〇商事」「〇〇観光」「〇〇株式会社」「有限会社〇〇」「〇〇サービス」など一般的にありそうで、内容が分からないものは控えておきましょう。
キャバクラ、ラブホテルなどは「一般的にありそうなもの」の場合が多いです。
あとから「〇〇商事 クレジットカード 明細」などで調べると、分かる場合がありますのでメモをしておきましょう。
怪しいと思った金額から内容の予測
また項目の金額もメモしておきましょう。
クレジットカードの明細書を見る時間が限られている場合は
「日時」「会社名」「金額」をメモしていると時間がかかるので、スマホなどで写真を撮影しておくと良いでしょう。
例えば怪しい日の項目で
- 〇〇レストラン 15,000円
- ファミリーマート〇〇店 2,000円
- 〇〇商事 10,280円
などが並んでいれば
- 2人で食事
- ラブホ前にコンビニ
- ホテル代
という行動を予測できるかもしれません。
もちろんこれらの推測は「離婚をするための証拠」や「慰謝料を請求する時の証拠」にはなりませんが、「浮気をしている」と確信することができれば、探偵会社に依頼する決意ができるかもしれません。
探偵に頼むなら「原一探偵事務所」がおすすめ
先日、原一探偵事務所の本社に尋ねたのですが、めちゃくちゃスゴイ探偵会社でした。
一度この記事をみてもらいたいなと思っています。
探偵って個人でやってる事務所が多いんですね。
でも原一探偵事務所は全国に拠点があり、調査員がめちゃくちゃ多いんです。
とにかく実績も豊富なので、相談してみるのもありかもしれません。
クレジットカードの明細と合わせて確認すべきこと
このようにクレジットカードの明細書自体は「不貞行為」をすぐに証明するための証拠にはなりませんが、探偵に尾行依頼をする時の参考になるなど、様々な推測をすることができます。
ですので、クレジットカードの明細書を見る前や後に同時にチェックしておきたいことも説明をしておきます。
土日出勤や出張のスケジュール確認
まず、仕事上でのイレギュラーな土日出勤や出張といった日や曜日は必ずチェックしておきましょう。
このような日にクレジットカードの明細書で怪しい項目があれば、浮気している可能性が高くなります。
出張の多い会社であれば、10回の出張のうち、本当の出張が8回で、浮気が2回というような場合はなかなか見破るのが難しいです。
よってそういう意味ではクレジットカードの明細書は役に立つかもしれません。
残業した日や残業の多い曜日の確認
これと同じで残業した日や残業の多い曜日もメモしておきましょう。
もし女性の浮気を疑っている場合は、
- ママ友と飲みに行った日や曜日
- 夜勤のある看護師の場合は夜勤した日
などをチェックしましょう。
このような日を正確にメモしておき、クレジットカードの明細書と照らし合わせることで、浮気の形跡が見つかるかもしれません。
明細書を見れない場合の代わりとなる方法
逆にクレジットカードの明細書を見れない場合はどうすればいいのでしょうか。
クレジットカードの明細書のかわりとなる証拠をご紹介していきます。
財布に入っているレシートや領収書
まずは財布に入っているレシートや領収書です。
またクレジットカードの明細書は見れなくても、クレジットカードを使った時のレシートが残っていれば、明細書を見たのと同じになります。
レシート、領収書などで怪しいものがあれば、スマホなどで撮影をしておきましょう。
警戒して浮気をしている場合は、そのようなレシートなどは捨てている場合もありますが、「捨て忘れ」もありますので、細かくチェックできるのであればチェックしておくと良いでしょう。
交通系ICカードの明細書や利用記録
またクレジットカードの明細書は隠している場合でも、交通系ICカードの明細書は置きっぱなしという場合もあります。
こちらも勝手に開封したり、管理画面にログインしてみることはできませんが、警戒心が薄く見れる場合があるのでチェックしてみてもよいでしょう。
例えば
「残業しているはずなのに、繁華街に出かけている形跡がある」
「大阪出張のはずなのに、渋谷付近で移動している」
などです。
こちらも「出張した日」「残業した日」をメモしているからこそわかることですので、しっかりとメモはしておきましょう。
財布に入っているポイントカードの確認
レシートや領収書はこまめに捨てていても、ラブホテルのポイントカードなどが残っている場合もあります。
さすがにラブホテルのポイントカードは作っていなくても
居酒屋などのポイントカードで、スタンプを押している日付を見ると「大阪に出張中のはずなのに渋谷の居酒屋で飲んでいる」などが分かるかもしれません。
このような証拠も不貞行為の証拠にはなりませんが、「浮気しているかどうか」の確認にはなるでしょう。
通帳のクレジットカード引き落とし額
またクレジットカードの明細を見れなくても、銀行の通帳を見ると、クレジットカードの引き落とし額が何となく推測することができます。
特にあまりクレジットカードを使わない人、お小遣い制でほとんど趣味に使うお金がないはずの人などは「浮気の推測」に役立つかもしれません。
普段飲みに行くわけでもなく、服を買うわけでもなく、趣味もなく、ゴルフクラブのセットを買った形跡もないのに「50,000~100,000円くらい引き落とされている」という場合は
- 浮気相手との食事
- 浮気相手へのプレゼント
- 不貞行為をする時のホテル代
などかもしれません。
これはあくまでも推測でしかないですが
「何に使っているのかまったく見当がつかない」という場合は、浮気の可能性もあり得ます。
まとめ
クレジットカードの明細だけで“不貞行為”を証明することはできません。
またクレジットカードの明細書を見せてくれないから浮気しているとは限りません。
ただ、日々の行動、仕事状況と照らしあわせて「おかしい」という判断をすることはできるかもしれません。
また「浮気相手とのLINEを見てしまって、不貞行為の証拠をつかみたい!」という場合は、クレジットカードの明細書から「怪しい曜日」を割り出すヒントになるかもしれません。
そういう意味では「浮気や不倫」とクレジットカードの明細書は関係性が深いものなので、チェックできる人はチェックしてみてもいいかもしれません。
以下の記事ではクレジットカード以外の浮気調査方法を詳しく解説しています。