「パートナーに浮気の疑惑がある…」という時、浮気相手がどんな人なのか気になりますよね。
腹立たしい気持ちをぶつけたり、慰謝料を請求したり、パートナーの浮気相手には「してやりたいこと」がたくさんあるかと思います。浮気相手の調査は難易度が高いので
しかし、浮気相手の身元調査をするとなると、何から初めて良いのか、どうやって調査をすればよいのか分からないですよね。
そこで、今回は自分でもできる浮気相手の身元調査の方法と注意点、探偵を雇った場合にかかる費用などを紹介していきます。
Contents
浮気相手の身元調査をする4つのメリット
旦那が浮気をしていることが発覚した場合、ショックを受けて落ち込んでしまうかもしれません。
しかし、ショックを受けてじっとしていても、残念ながらパートナーの浮気が止まるわけではありません。
そんなときは、浮気を辞めさせるため、または再発防止のためにいち早く浮気相手の身元調査を行うことがおすすめです。
浮気相手の身元調査をすることで得られるメリットは4つあります。
- 慰謝料を請求することができる
- 浮気相手と会って話しができる
- 慰謝料が未払いの場合、給料から差し押さえることができる
- 接触禁止誓約書などの法的措置ができる
それぞれの項目を詳しく解説していきます。
慰謝料を請求することができる
浮気相手の身元が特定できれば、精神的な苦痛を被ったとして慰謝料を請求することができます。
慰謝料の請求には、慰謝料を請求することを通告する『内容証明郵便』を相手に送る必要があります。
そのため、必然的に浮気相手の住所や連絡先が必要になります。
また、浮気相手が引っ越しをして、慰謝料の請求から逃げるというケースもあります。
そんな場合も、浮気相手の実家や勤務先を知っておくことで、相手を見つけやすくなります。
浮気相手と会って話しができる
パートナーが浮気をしていると知って、ショックを受けると同時に気になるのが浮気相手のことです。
浮気相手がどんな人なのか、家族はいるのかなど、気になることを調べたいと思うのは当然のことです。
浮気相手の特定ができれば、実際に顔を合わせて話ができ、どんな人なのかを知ることができます。
その時に、「今後、関係をどうするのか?」「旦那とはもう会わないのか」といった交渉も直接することができます。
こういった、話をすることで浮気の再発防止をすることもできます。
慰謝料が未払いの場合、給料から差し押さえができる
浮気相手の勤務先を把握しておくと、慰謝料が支払いを拒否されても、会社の給料から差し押さえることができます。
差し押さえは、裁判所や国の方でしてくれるものだと思っている人も多いです。
しかし実際は、請求する側が勤務先を把握していないと差し押さえは、できないことになっています。
また、相手の財産を差し押さえる場合は、相手の銀行口座を知っていると口座を差し押さえることができます。
浮気相手の情報は掴めることは、掴んでおいた方が、後々役に立つことも多いのです。
接触禁止誓約書などの契約ができる
浮気相手の身元が特定できれば、浮気相手と連絡を取ることや、会うことも禁じる「接触禁止誓約書」を交わすことができます。
接触禁止誓約書は、浮気相手とパートナーが連絡を取ったりあったりすることで、違約金が発生するという法的措置です。
こういった誓約書を取り付けるには、郵送で書面を送るなど相手の住所や氏名などを知っておく必要があります。
浮気相手を特定!自分1人で浮気相手を調べる方法
浮気相手の身元調査を自分1人でするには、さまざまな方法があります。
例えば、パートナーを尾行したり、スマホをチェックすることで相手を特定することが可能です。
ただし、調査が甘いと浮気相手を途中で逃がしてしまい、慰謝料の請求や誓約書を取り付けることができなくなってしまいます。
さらに、行き過ぎた行為は違法行為につながるので気を付ける必要があります。
自分で調査をする場合は、無理をせずに行うこと、できる範囲で浮気相手の身元調査を行いましょう。
浮気相手の連絡先をスマホから調べる
浮気相手の連絡先を調べるには、パートナーのスマホ(携帯)から調べるとよいでしょう。
ただし、スマホはロックがかかっているので、ロックを解除するところからスタートします。
ロックを解除するには、「携帯の充電がなくなったから貸してほしい」と、理由をつけてロック番号を聞き出してスマホを貸してもらいましょう。
それでも分からない場合は、相手がスマホのロックを解除しているところをこっそり見て、覚えておくのも一つの方法です。
スマホを見るときは、怪しい通話履歴や、LINEのチャット履歴、メールの履歴がないかチェックします。
怪しい履歴やチャットの内容があれば、連絡先をメモするか自分のスマホで証拠として撮影しておき後で詳しく調べてみましょう。
浮気相手の住所の調査方法
浮気相手の住所の調査方法は、パートナーの尾行をすることがおすすめです。
なぜなら、浮気相手が配偶者を自宅のマンションに連れ込んでいるケースが多いためです。
浮気をしている人は残業と偽って浮気相手と会っているケースが多いので、パートナーの尾行の時間帯は、退社後の数時間に絞るようにしましょう。
また、パートナーから尾行がバレないように変装をしたり、一定の距離を保つなど、尾行をする際にも工夫が必要です。
もし、浮気相手の勤務先が分かっているなら、勤務先から浮気相手を尾行すると、住所の特定が簡単になります。
浮気相手の実家を調べる方法
浮気相手の実家を調べることは、かなり難しいです。
しかし、実家の所在地を知っておくと浮気相手が逃げた場合も見つけやすくなるので、知っておきたいところです。
もし、浮気相手の電話番号やメールアドレスが分かっている場合は、SNS(Facebookなど)を使って実家の情報を調べることができます。
また、相手の「氏名」「誕生日」「住所」が分かっており「取得を必要とする正当な理由(慰謝料の請求など)」がある場合は、市役所などで住民票や戸籍取得が可能です。
もし、誕生日や住所が分からない場合は、探偵や弁護士照会に依頼をすることが最も早いでしょう。
浮気相手の職種、勤務先を調べる方法
職種や勤務先は、浮気相手の住所が特定できていれば、出社時に尾行をするなどして調べることができます。
浮気相手の住所が分からない場合は、相手のFacebookなどのSNSを使って調べることで、勤務先の情報が手に入ります。
また、相手の氏名をネットで検索すると、会社名が出てくる可能性もあるので、インターネットを駆使して調べることがおすすめです。
浮気相手の調査を自分で行うリスクは?
浮気相手の調査を自分で行うことは可能ですが、多くの人は身元調査をしたことがないので、さまざまなリスクが発生します。
身元調査を自分で行うリスクは、主に4つあります。
- 浮気相手とパートナーに調査がバレてしまう
- 尾行をしている際に事故を起こす
- 違法行為をしてしまう
- 相手に警戒され重要な情報が掴めない
それぞれ、詳しく紹介していきます。
浮気相手とパートナーに調査がバレる
身元調査のために尾行をしている段階で、浮気相手やパートナーに調査をしていることが、バレてしまう場合があります。
一旦バレてしまうと、身元調査だけでなく、パートナーと浮気相手が肉体関係を持っているという証拠が掴みにくくなります。
もし、肉体関係の証拠がなければ、裁判を起こして慰謝料を請求することができず、浮気もなかったことにされてしまいます。
尾行だけでなく、スマホのチェックなどで調査していることがバレる可能性があるので、調査は、慎重に行う必要があります。
尾行をしている際に事故を起こす
素人が、尾行をする場合、事故を起こしてしまうケースも多いです。
なぜなら、尾行をしている間は、浮気相手に集中してしまい、周囲に気を配ることを忘れてしまうためです。
車での尾行は特に危険なので、運転に自信がない人はしない方が賢明です。
また、尾行途中に不審人物と警察に通報されるケースもあるので、不審者と間違われないような服装にも気を付けましょう。
違法行為をしてしまう
1人で浮気相手の身元調査を行う際に、最も注意しておきたいことは、知らずに違法行為をしてしまうことです。
例えば、浮気相手にGPS発信機や盗聴器を付けるなどをすると、違法行為(プライバシーの侵害)になります。
また、浮気相手の情報を得るために会社に出向いて浮気があったことを会社に暴露することも、名誉棄損やプライバシーの侵害になります。
そういった行き過ぎた行動を行ってしまうと、最悪は浮気相手に訴えられて、慰謝料を請求されることもあります。
浮気相手の身元調査が難しい場合で、どうしても浮気相手の身元調査をしたい場合は探偵などのプロに依頼することがおすすめです。
結局調べきれずに疲弊する
「パートナーのスマホも調べ、尾行もしたけれど、浮気相手の電話番号、住所すら特定できずに精神的に疲弊した」ということがあります。
なぜなら、浮気をしている側はバレないように警戒しているので、こまめにチャット履歴や着信履歴を消去したり、証拠を隠滅していることも多いためです。
また、浮気相手とパートナーが、自宅ではなくホテルを利用している場合は、相手の住所の特定までは難しいと言えるでしょう。
そうして、浮気相手の身元調査に時間をかけた結果、知りたい情報が手に入らずに進展がないケースがあります。
身元調査を一人でするのは、多くの時間がかかり、尾行などでは体力が必要な重労働です。
「電話番号しか分からない…」浮気相手の調査は探偵に
「いろいろ調べたけど、電話番号しか分からなかった」
「浮気相手の住所や氏名すら分からない・・・」
という場合は、探偵に依頼することがおすすめです。
なぜなら、探偵は徹底した尾行テクニックや経験があるため、短時間で浮気相手の多くの情報を入手することができるからです。
浮気相手が誰かも分からない場合でも、探偵にパートナーの尾行を依頼すれば相手の氏名、住所、連絡先なども特定することができるでしょう。
その他にも、探偵が浮気相手の身元調査で分かることを紹介していきます。
探偵が身元調査で分かること
探偵の調査は、探偵業法に則って調査を行い、さまざまな情報を入手できます。
浮気相手の身元調査を依頼すると、以下の情報が手に入ります。
- 氏名
- 住所
- 勤務先
探偵は法律に従って調査をするため、調査できない内容もあります。
例えば、差別につながるような出生地の調査、犯罪歴の有無(警察の管轄内なので)などは違法行為となり、調べることができないことを覚えておきましょう。
「探偵に依頼」浮気相手の身元調査にかかる費用
浮気相手の身元調査は探偵に依頼をすれば、比較的簡単に入手することができますが、気になるのが依頼する際にかかる費用ですよね。
探偵の依頼費用は、調査内容にかかわらず時給型とパック型、成功報酬型と3パターンあります。
基本的に、調査期間が長くなればなるほど、費用は高くなります。
そのため、浮気相手の身元調査を浮気調査と一緒に依頼する場合と、単独で依頼をする場合で費用が異なります。
浮気調査と一緒に依頼した場合と、別々に依頼した場合の費用の相場を紹介していきます。
浮気調査と一緒に依頼する場合
浮気調査と一緒に浮気相手の身元も調査してもらうと、費用は安く済みます。
なぜなら、浮気の証拠を入手するために、尾行や聞き込み、張り込みを行っている最中に浮気相手の身元の情報が手に入りやすいためです。
もし浮気相手が分かったら慰謝料を請求したい場合、浮気調査を依頼する際に浮気相手が特定できれば、住所などの身元調査も一緒にお願いしておきましょう。
そうすると、全体的な調査時間が少なくなり、結果的にかかる費用が安くなります。
浮気調査を依頼する基本的な料金体系は、パック型と時給型があり、調査期間によって決めていきます。
浮気調査の費用相場
おおよそですが、浮気調査1件を依頼した際の費用の相場は15~80万円となっています。
事前情報が多く、短期間の調査の場合は時給型を利用します。
・1時間の料金:1万円
・調査時間:4時間
・調査人数:3人
1日の調査費用=1万円X4時間X3人=12万円
さらに、ここに尾行の際にかかった交通費(数千円ほど)などの経費がプラスされます。
1日調査費用なので、調査日数が増えてくると、その分の費用を支払うことになります。
また、調査時間が20時間以上など長期間になる場合は、パック型にするとお得です。
パック型なら、以下のように料金が決まっています。
- 20時間25万円(1時間当たり1万2500円)
- 35時間40万円(1時間当たり1万1250円)
- 50時間50万円(1時間当たり1万円)
調査費用の中に、調査にかかる経費を含んでいるため、後に追加料金を支払うということもありません。
ただし、調査時間が指定された時間に達することなく終了しても、返金されることはないので、長期間の調査になりそうな時だけに利用しましょう。
単独・または追加で調査を依頼する場合
単独で浮気相手の身元調査を依頼するケースや、浮気調査の追加で調査を依頼する場合は、調査にかかる時間分の費用を支払うことになります。
例えば、時給型なら1時間5000円~15000円(調査員1人当たり)が相場となっており、身元調査なら時給型で依頼を行うことが多いです。
- 1時間の料金:1万円
- 調査時間:5時間
- 調査人数:2人
1日の調査費用=1万円X5時間X2人=10万円
調査費用は高く感じるかもしれませんが、慰謝料の請求額によっては、カバーできることも多いです。
また、身元調査をする際は、前もって情報がある場合とない場合では調査期間も変化します。
浮気相手に関して、掴んでいる情報は探偵に提示しておくと調査期間が少なくなり、費用が安くなりやすいでしょう。
浮気相手の調査は難易度が高いので大手探偵事務所が良い
普通の浮気調査は配偶者がターゲットになります。
勤務地など分かりますので、尾行することも可能です。
尾行テクニックは素人ではできないくらい高度な技術が必要なので、あまりオススメはしませんが、頑張ればできますよね?
ただし、浮気相手の身元調査というのは「何も知らない状況」からスタートする必要があります。
これは至難の業です。
もし「どうしても慰謝料請求をしたい!」「絶対に浮気相手との関係を切らせたい!」という場合は大手の探偵会社に依頼するのが良いでしょう。
以下は原一探偵事務所に取材した時のものですが、尾行方法や考え方、浮気相手のことについても少し触れていますので一度確認してみてください。
また以下にフリーダイヤルが掲載されている原一の公式サイトも掲載していますので相談などしたい場合は、気軽に相談してみてもいいでしょう。
まとめ
この記事は「浮気相手」の記事なので「絶対に復讐してやる!!!」と思っている人もいるかもしれません。
そんな方は以下の記事も読んでみてください。
行き過ぎた復讐は危険です。
ですが、慰謝料を請求するというのは法律で認められているので、浮気相手の身元を調査して慰謝料を請求したい!という場合は、弁護士さんや探偵事務所に相談するのもいいでしょう。
以下、弁護士さんに取材した時の記事ですので、参考になると思います。