パートナーに浮気の疑惑がある時、強い味方となるのが「探偵」です。
素人では掴めない証拠や、浮気相手の身分情報まで掴んでくれると、最近ではネットやテレビでも話題になっています。
とはいえ、いざ利用したいと思ってもどんな調査が行われるのかわからないままだと不安ですよね。
正直、「ちょっと怪しいな…」と警戒している人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、浮気調査で探偵がどのように証拠を掴んでいるのか、詳しい調査方法や内容を徹底解説していきます。
今までわからなかった「探偵の調査」がはっきりとわかるようになるので、ぜひ参考にしてください。
Contents
「どうやって調べる?」探偵の浮気調査の方法・内容
探偵業者は、公安委員会が定めた探偵業法に則って調査をすることが義務付けられています。
そのため、法律に引っかかるような調査はもちろん行われないので、まずはその点だけご安心ください。
探偵業法に定められた調査方法は、主に3つです。
- 尾行調査
- 張り込み調査
- 聞き込み調査
これらの調査を行いながら、慰謝料を請求するために必要な浮気の証拠となる写真や動画を撮影していきます。
では、それぞれ詳しく紹介していきます。
聞き込み調査
まず、パートナーの職場や行きつけの飲食店などで、浮気についての情報収集のための聞き込みを行います。
その際は、調査していることがバレないような口実を作り、慎重に調査は行われます。
また、現在は調査対象がSNSで呟いた内容などをさかのぼって情報収集することもあります。
ただし、相手のアカウントを乗っ取るような行為はできないので、もしそのような調査を提案してくるような探偵業者がいたら、依頼するのを控えるようにしてください。
尾行調査
尾行調査とは、対象者にバレずに跡をつけて行動を把握したり、監視したりする調査方法です。
対象者が徒歩で移動する場合は徒歩尾行、車で移動をする場合は車両尾行と、尾行方法を対象者に合わせて変えていきます。
探偵業者では2,3人のチームで尾行を行うことが多く、対象者を見失わずに尾行することができます。
張り込み調査
対象者が尾行中に、飲食店やホテルなど建物に入った場合は、対象者が外に出てくるまで張り込みを行います。
依頼をすれば、対象者を24時間張り込み調査してもらうことも可能です。
張り込みをしている最中に、対象者と浮気相手がマンションやホテルから出てきたところを、撮影して浮気の証拠を入手することができます。
証拠の入手
尾行や張り込みの際に、チャンスがあれば浮気の証拠を撮影していきます。
離婚裁判で浮気の証拠となる写真は「肉体関係を持ったとされる場所でのパートナーと浮気相手の顔がはっきりと写った写真や動画」です。
顔が鮮明に写っている写真でないと、法的な証拠とならないため、暗所でも顔が鮮明に写る専用の器材で撮影をしていきます。
「盗み撮りは法律的にアウトじゃないの?」と思うかもしれませんが、探偵業務の調査という目的があれば法律に引っかかることはありません。
ただし、浮気相手の家など他人の家にカメラを仕掛けて証拠を取ることは、違法になるので気を付けましょう。
下記で探偵の浮気調査をマンガ動画で紹介しています。
※ホテルなど敷地内での写真や動画の撮影は、原一では行わない場合があります。
「どこまで分かる?」探偵に依頼できること
探偵に依頼をする際に、気になるのは「どこまで分かるのか?」「どういった内容を調査できるのか」ですよね。
探偵に依頼をすると驚くほど多くの情報を入手できますが、主に探偵に浮気調査の依頼をすると、以下の3つのことが分かります。
- 浮気の有無
- 浮気相手の素行調査
- 行きつけの店・教室での様子
それでは、「探偵はどこまでの情報を入手できるのか」について、詳しく解説していきます。
浮気の有無・期間
パートナーの浮気が怪しいけど確証が掴めていない場合、探偵に尾行や聞き込みの調査を依頼すれば、パートナーの浮気の有無がはっきりします。
また、浮気相手とはどこで知り合ったのか、どれだけの期間浮気をしていたのか、詳しい情報まで把握することができます。
さらに、慰謝料を請求するために必要となる、浮気の証拠写真も手に入れることが可能です。
浮気相手の素行調査
パートナーの浮気が確定した場合、浮気相手の素行調査を行うことができます。
素行調査では、尾行や張り込み、聞き込みなどで調査を行います。
調べられる内容は浮気相手の氏名、住所、勤務先です。
浮気相手に慰謝料を請求するなどの法的な措置を取るためには、浮気相手の情報が必要になるので、そのために調査を依頼する人も多いです。
対象者が通う店・教室での様子
聞き込みや張り込みを行うことで、店内での様子も知ることができます。
例えば男性の場合は、風俗店で浮気相手と出会うことも多いので、店内でどんな相手と出会っているかまで、入念に調査を行います。
また、女性の場合は習い事など教室で浮気相手との出会いが多く、教室での態度やどんな人と仲が良いのかなど、具体的に聞き込み、調べることができます。
探偵が浮気調査でできないこととは?
ここまで、探偵ができることや調査の方法を紹介していきましたが、探偵業者は調査をする際に、違法行為(プライバシーの侵害、不法侵入など)をすることは禁止されています。
もし、違法行為をして調査を行った場合は、処分を受けることになり、5年間探偵ができなくなるか、廃業することになります。
さらに、違法行為をして得た証拠は法的に有効とはされないため、慰謝料を請求する裁判になった場合は不利になってしまいます。
悪質な探偵が違法行為をして調査をして調査費用を支払わせることもあるため、探偵には調査できない調査内容について知っておくとよいでしょう。
盗撮・盗聴
勝手に対象者の家に侵入し、カメラを設置して盗撮を行うと、プライバシーの侵害や不法侵入となり違法行為に当たります。
そのため、探偵でもこのような調査方法をとることができません。
また、相手の持ち物にICレコーダーを仕掛けて盗聴することも、プライバシーの侵害となり違法行為です。
相手の所有物に触れることなく、証拠の写真を撮影することなら、探偵業法に則って調査を行っているため違法行為には当たりません。
発信機の設置
GPS発信機を対象者につけて追跡することも、探偵は行うことができません。
このような行為も、探偵とはいえプライバシー権の侵害となり違法行為となってしまうのです。
そのため、対象者の追跡は、尾行や聞き込みといった地道な調査で行なっています。
もしGPSでの調査を行おうとする業者がいるのなら、それは悪質業者である可能性が高いので、調査を依頼しないように気をつけましょう。
不法侵入となる場所へ入ること
他人の敷地内やオートロックのマンション内に勝手に入ることも、不法侵入となるので行えません。
ですので、プロの探偵は家の外で張り込みを行なったり、大家に聞き込みを行ったりして、対象者の調査を行います。
探偵業者でも、プライバシーを侵したりといった違法な行為はできないので、違反行為とならないように気をつけながら調査を行っているのです。
別れさせ屋・縁切り屋
探偵は、パートナーとその浮気相手を別れさせるような工作はできません。
そういった工作も、違反行為の一つになってしまうためです。
探偵業者の中には、このような工作を提案してくるところもあるのですが、悪質業者の可能性が高いので断るようにしてください。
また、復縁させる工作もできませんので、そのような調査を提案されても、依頼しないようにしましょう。
個人情報はどこまで調べられるのか?
企業が入手した個人情報を、他の人に漏らすことは「個人情報保護法」という法律で禁じられています。
そのため、「探偵は法律違反しているんじゃない?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、探偵は依頼者からの要望を受けて調査を行なっているだけなので、この場合は個人情報保護法に触れる心配はいりません。
もちろん、ストーカー目的などの悪質な依頼はアウトですが、浮気調査などの真っ当な理由であれば、個人情報も集めることができるのです。
気になる料金は?浮気調査の料金体系と相場
探偵に浮気調査を依頼する際に、最も気になるのは「いくらかかるのか?」ですよね。
探偵の浮気調査の1件の相場は15~50万円かかり、浮気の証拠を掴むことが出来ます。
ただし、調査が難易度や調査期間の長さによっても金額が上下していきます。
また、料金体系は主に3種類(時給型、パック型、成功報酬型)あり、どれを選ぶかによって費用も大きく変わってきます。
一番お得な料金体系は、あなたの状況によって変わってくるので、それぞれの仕組みと相場をあらかじめ確認しておきましょう。
それでは順番に解説していきます。
時給型の場合
時給型は、探偵業者で最もよく使われる料金形態で、1時間当たりの料金が決まっている料金体系です。
浮気調査は1時間で、およそ5000円~15000円が相場です。
調査日数が短ければ時給型がおすすめですが、期間が長くなればパック型の方がお得になります。
そのため、事前に浮気調査を依頼する前に、パートナーが浮気をしている頻度やスケジュールなどの情報がある場合に利用するとよいです。
1日調査料金の相場
1日調査料金は、1時間料金×調査時間×探偵の人数で計算します。
実際に料金はいくらかかるのか、5時間の調査を想定して費用を計算してみましたので、ご確認ください。
- 1時間料金1万円
- 調査時間が5時間
- 探偵の人数が3人
1日調査料金=1万円×5時間×3人=15万円
また、尾行をする際にバスや電車に乗ったなどでかかった交通費(約数千円)も経費としてプラスされます。
さらに、調査が一日で終わらなければ、追加日数分の調査費用を払うことになります。
このような特徴があるので、「調査期間が短くなると分かっている場合」や「対象者のスケジュールを把握している場合」など、調査時間を予測しやすいケースでは、時給型で料金を支払うと良いでしょう。
パック型の場合
パック型とは、△時間〇万円など、時間と料金がすでに決まっている料金体系のことです。
依頼する探偵事務所にもよりますが、パック型の相場は20時間25~30万円程というように決まっており、その中に経費も入っているので追加料金もありません。
パック料金にすると、調査期間が長くなるほど1時間あたりの料金が安くなるので、調査が長くなりそうな人、浮気の確証が掴めていないという人におすすめです。
ただし、デメリットとしては30時間分のパック料金を払って、調査が20時間で終わったとしても、残りの分は返金されないということです。
調査時間に関しては、探偵事務所と相談して決めるようにすると、無駄なく調査することができるでしょう。
成功報酬型
成果報酬型とは、調査が成功した後に調査費用を支払うという料金体系です。
最初に手付け金として2~3割の調査費用を支払って、調査が成功したら残りの費用全額を支払うという仕組みです。
おおよその相場は、手付け金10万円、成功報酬が2~30万円程です。
依頼者側にとっては理想的な料金体系なのですが、手付け金を支払っても調査を行ってもらえないということもあり、注意が必要です。
また、「成功」の定義が探偵側と依頼者側で食い違うこともあるので、成果報酬型で依頼をする場合は、大手の信頼できる探偵事務所を選び、あらかじめ契約書を作ってもらうようにしましょう。
おすすめは「原一探偵事務所」
ここまで、探偵の調査内容や料金体系について解説してきましたが、肝心なのは「どこの探偵事務所に調査を依頼するか」ですよね。
そこでおすすめなのが、国内最大手の探偵事務所「原一探偵事務所」です。
たくさんのテレビ番組で調査協力を依頼されるなど、認知度も高く、日本では有名な探偵事務所の一つです。
全国18都市に事務所を構えているので、自宅からも通える事務所が見つかるでしょう。
無料相談も受け付けているので、プロの視点からアドバイスをもらいたい場合は、まずは電話で無料相談をしてみましょう。
料金体系が明確で安心
原一探偵事務所の料金設定は非常に明確で、1日調査費用が8万円~となっています。
さらに調査費用の中に、機材代、調査車両料金、報告書作成費などの諸経費がすべて入っているので、大変リーズナブルな設定です。
追加料金の請求は一切ないので、過剰に支払わされることもなく、安心して任せることができますね。
無料相談に行くと、見積もりまで行ってくれるので、無料相談をして料金がいくらかかるのかを確認してみるとよいでしょう。
安定した実績
原一探偵事務所は、創業から46年、解決件数11万件以上という実績を持っています。
探偵経験20年以上という経験豊富な探偵が多く在籍しているので、あらゆるテクニックを駆使して情報を収集し、証拠を掴むことができます。
また、専用の撮影機材や独自のネットワークが豊富にあるため、あらゆる調査のケースに対応してくれるのも魅力です。
まとめ
探偵に浮気調査を依頼した際に、分かる内容や方法と探偵にできない調査方法を紹介しました。
探偵はなんでも調査できるわけではなく、違法調査をしてしまったことで逆に訴えられることにもなってしまうので、注意が必要です。
ぜひ、依頼をする際は、実績があり安心できる探偵にお願いするようにしましょう。