- 神取 忍
- プロレスラー。株式会社 LLPW-X 代表取締役社長。2004年参議院選挙出馬(比例代表/ 自由民主党)。
子ども達のいじめ問題に精力的に活動。 テレビ・雑誌などマスコミ出演多数。
いじめ解決の糸口を発信 「逃げていい」「戦わない」
そうなのです。以前、当社のHP作成のため神取さんと対談を行い、考え方が大変似ていることに驚かされました。
私は参議院議員時代からいじめ問題に取り組んでいます。私が伝えたいことは、いじめというのは歯をくいしばって耐えるものではないということ。いじめられたら逃げてもいいんです。
神取さんのイメージから、”いじめられたら立ち向かえ! 戦え! ” というのを想像していたので、はっきりいって意外でした。
逃げ場がないから、子ども達は苦しんでいるのです。私は、” 逃げてもいいんだよ” というメッセージを様々な形で発信していきたいと考えてます。
神取さんのプロレス興行で、いじめ問題のトークショーを行うことがありますよね?
一人でも多くの人に伝えたいという想いから始めました。プロレスを見に来たことがきっかけで、いじめから解放される手助けになればと思っています。
学校以外でも力になってくれる場所があることを、私は発信していきたいと考えています。
今後はいじめ問題に取り組む団体を作り、組織的に活動を行う予定です。
いじめ解決には、有効な証拠をつかむことも必要
当社の取り組みと連携していただけるのでしょうか?
もちろんです。いじめを減らすには、民間のネットワークが必要不可欠だと感じています。
神取さんは著書の中で、いじめの証拠をつかめば大人が動くとおっしゃられていますね。
証拠をつかむには、子どもだけでなく、親、そして民間の力を借りて欲しいですね。
親が子どもの異変を感じた時は探偵の出番です。
現在のいじめは、度を超えて傷害事件や殺人事件に近いものがあります。早く大人が気づいて連携して対処すれば、未然に深刻な事態を防げると思っています。
親も子も一人で悩まず、周囲に助け求めて欲しいです。
私はいじめはなくならないと思っています。でも、いじめで命を落とすようなことは決してあってはなりません。力を合わせて、一人でも多くの子どもをいじめの被害から守りましょう!
- 学校におけるいじめに関する
人権侵犯事件の推移 -
出展:法務省「平成27年における人権侵犯事件の状況について」
- 原一探偵事務所の
こども見守り調査事例
- 小・中・高校生の親、必読の一冊
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『神取流 いじめ解消術 弱者の吠え方』
柏艪舎/1,000円(税抜)