今は死語の成田離婚。現実にありました。

20代 女性

仲間内でも伝説になっている私の結婚話です。
二年前、結婚式を終えてその足でハワイに新婚旅行へ出かけました。
初日は式直後ともあって、私も夫もイチャイチャする体力がなくてそのままホテルで爆睡。
次の日、私は緊張から解放されたのか体調を崩してしまい、ホテルで大人しくしているしかありませんでした。
夫は気遣ってくれましたが、そもそもハワイ旅行を楽しみにしていたのもあるので、私に気兼ねしないで海に行ってきなと笑顔で送り出したのです。
それがまずかったようでした。

夜、一人のハワイ観光と素潜りを楽しんできた夫は上機嫌でした。私も良かったねっと話を聞いていたのですが、話の中ではたまたま素潜りで知り合った日本人女性と仲良くなったんだというような話をしていたのです。
少し気になりましたが、その時は新婚浮かれもあったのでスルー。
帰国後の新婚生活は、普遍的なものでした。

私にも仕事があり、夫にも仕事があって、どちらかが遅くなったり、休日出勤があったりと。
そんな中で夫が女の人とデートしているという噂が知人からもたらされました。
確認してみると、相手はハワイ旅行で知り合った女性だと判明。
夫を問い詰めるとあっさりと白状したのです。

怒る気力(その時は私の仕事が超過渡期で疲労が限界まで溜まっていたので)もなく、その場で離婚宣言。
夫は初めこそ嫌がっていましたが、私が仕事と夫の浮気で体力気力を限界まで摺り切り、職場で倒れたのをきっかけに、「これ以上私を追い詰めないでくれ」という疲れ切った私の言葉に離婚を承諾してくれました。

けじめとして夫と浮気相手から慰謝料を貰い、わずか結婚二か月でスピード離婚。
その頃には夫の所業がかなり広まっていたので、私に同情してくれる人が殆どで、退院後の職場復帰も比較的楽にできました。
仲間内のその後の噂話では、元夫わずか二か月の離婚で両親親族、仲間からも白い目で見られているようです。

浮気調査メニュー