私が結婚する数年前に交際していた元彼の浮気エピソードです。

50代 女性

私が結婚する数年前に交際していた元彼の浮気エピソードです。
彼は会社の同僚で、長年交際を続けていました。
当時、一人暮らしをしていた彼の部屋に、私が通っていたのですが、ある日、テレビの上に綺麗な小物が飾られていたので聞いてみると、「遊びに来た友だちのお土産だ」との返答。
それから数日後訪れると、料理をしない彼の冷蔵庫の中にはいつも飲物しか入っていないのに、なぜか手作りの料理の残り物が放置されている。
勝手に処分する訳にもいかず尋ねると「親戚が来た時に作ってくれた」と言う。
ある時は、お風呂場に女性用のシャンプーとリンスが置かれていたり、ハブラシの本数が増えていたり、あまりにも大胆に増えてゆく女性の存在を現すさまざまな物品。
ドラマでよく見るシチュエーションが現実で次々と再現されてゆくのです。
そのたびにさりげなく聞き出そうとするのですが、「親戚の子が泊まっていった」「男友達に部屋を貸してやっている」などと、のらりくらりと言い逃れをするだけ。
そのすべてが、いつも同じ女性だったのか、複数の女性と交際していたのかは知りません。
彼は決して自分から別れの言葉を口にするような人ではなく、一緒に居て彼の心が離れているのが分かるのは私自身。
そのたびに逢わなくなる、しばらく経って彼に無理矢理呼び出されて、また交際を再開する、3年以上この繰り返しでした。
時には、彼の家で「絶対に部屋から出るな」と言い渡され、訪ねてきた女性と彼が外で激しい喧嘩をしているのが聞こえてしまったり、私の目の前で、電話の相手の女性と喧嘩になったり、数え切れないほどの修羅場も体験しましたが、何があっても私のところに戻ってくる彼を拒絶することはできませんでした。
まわりからみれば、私が彼に騙されているようにしか見えないのは無理もありません。
当然、「別れたほうがいい」と助言してくれる人も多く、苦笑いで答えることしかできませんでした。
その頃は、恋愛感情はもちろんのこと、精神的にもお互いに必要としていた相手であり、当人同士にしか解らないことを周囲に理解してもらうことはできませんでしたが、今では若かりし頃の大切な想い出の一つです。

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