子どもの家出

家出調査メニュー

「そのうち帰って来るだろう」が通用しないネットが変えた「子どもの家出」

反抗期を迎えた子どもは、突拍子もないことをするものです。

今朝までは普段と変わらない様子だったのに、気づいたら家にあったお金と一緒に消えてしまった、ということも少なくありません。

一昔前なら、お金がなくなれば帰って来たのですが、インターネット社会となった昨今では、家出少年・少女を狙った犯罪サイトが多発しており、悠長なことは言っていられない現状となっています。

最近の子どもの家出理由

親子げんか、色恋ざた、不良グループとの付き合いによる家出は昔からよくあるものですが、
ネット利用が原因となるケースや悪質な掲示板による家出補助の存在は、現代ならではといえます。

親がうるさくて……
神待ちサイトの話を友人から聞いて……
家庭不和で家に居たくなくて……
LINEで盛り上がって……
好きな人と一緒にいたくて……
友達からプチ家出の話を聞いて……
ライブに行きたくて……
無断外泊くらいの軽い気持ちで……
成績が悪くなって……
親が無関心だからなんとなく……
受験に失敗して……
いじめから逃げたくて……

「神待ちサイト」の存在で
低くなる “家出の敷居”

子どもの家出を増長する最悪の存在が「神待ちサイト」です。
一般的には「家出サイト」と言われる掲示板サービスで、
主に家出少女と男性との援助交際をマッチングしています。

神待ち（家出）サイトの多くは、実際には男性向けの詐欺サイトです。
神待ち中の少女の多くは業者による偽物なのですが、そういった事情を知らない純粋な子どもたちがそれを見ると、
家出後の生活手段の一事例として受け取ってしまい、中には真に受けて本当に実行する子が出現してしまうのです。

危険な前兆「プチ家出」

現代の家出にはもう一つ問題があります。: それが「プチ家出」です。短い日数の無断外泊の後、何ごともなかったように家に帰ってくるという家出です。プチ家出の問題点は「繰り返される」ことと「慣れる」ことです。プチ家出を「思春期だからしょうがない」「どうせまたそのうち帰ってくる」といって放置すると、いずれ本格的な家出につながります。

「わたしはここにいるよ！」という心の叫び

子どもの家出は成人の家出とは違います: 成人の家出と違い、子どもの家出は衝動的な行動だったり、興味本位だったり、人から騙されたりと、短絡的な理由である可能性が考えられます。いろいろな葛藤がある中で｢捜し出してほしい｣、｢でも自分から戻る勇気がない｣と思っている子どもも多く、出来るだけ早く発見してあげることも解決策のひとつです。

警察は積極的には
動いてくれません

子どもの家出ですぐに思いつくのは、警察です。
しかし、事故や事件性がないかぎり、一般的に警察は積極的には動いてくれません。
ただ、警察に相談し捜索願を出せば、家出人データベースに登録されるため、補導されたり保護された時に発見される可能性が高まります。

子どもが家に帰らないときには、もし書き置きなどがあったとしても「そのうち帰ってくる」とは考えず、最悪のケースを想定して必ず警察に相談されることをおすすめします。

悪徳なインチキ探偵業者やネットサービスにご注意ください！: 残念ながら、人の弱みにつけ込む悪人が、この世には存在しています。法外な調査費用を要求し、
実際にはなにも動かないもぐりの探偵業者をはじめ、無料で利用できる
フリーの人探し掲示板、宗教家、占い師、格安なんでも屋など、罠はさまざまな所に張られています。

そんな人の不幸を食い物にしている連中には、決して騙されないようご注意ください！
特にインターネットでの、インチキな家出人捜索マニュアル販売には要注意です。

大切な時間とお金をだまし取られるだけでなく、家出人がいるという事実が
悪徳業者に知られるところとなり、詐欺や犯罪のターゲットとなる可能性があります。