探偵まめ知識

浮気に対する調査「夫の浮気を調査したい」

●浮気調査はプライバシーの侵害になりませんか?

浮気調査の場合、調査目的が正当であるため、一般的にプライバシーの侵害にならないとされています。

浮気調査の目的は、配偶者の不貞行為の有無の確認です。調査結果によって、今後、夫婦関係を継続できるかどうかといった重要な問題となります。
また、不貞行為は民法上の離婚の原因となり、配偶者の不貞行為を証拠で立証できれば離婚はもちろん、慰謝料の請求も行えます。

●浮気相手を調査すると違法になりませんか?

浮気相手に慰謝料を請求する場合、相手がどこの誰なのかがわかっていないと請求は行えません。
浮気相手の身元を調査することも、目的に正当性があるので、一般的に、違法には当たりません。
ただし、相手の身元の調査を行う方法には注意が必要です。

●浮気調査の方法に注意しましょう。

一般的に浮気調査は、プライバシーの侵害になりませんが、その調査方法に注意する必要があります。

繁華街や道路など公の場であれば、尾行はあまり問題になりませんが、住居に侵入したり、四六時中つけまわしたりすることは違法とされる場合があります。
これは浮気相手の調査を行う場合も同じことが言えます。
ただし、調査目的が正当でも盗聴や盗撮はゆるされない行為になります。
電話などの盗聴行為は、その行為自体が不法ですし、公共の場や住居などを長時間盗撮する行為はプライバシーの侵害となります。