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証拠能力のある証拠の収集(いじめ編)


証拠能力のある証拠の収集の最終回、いじめ編です。

今回の証拠も裁判等になった時に証拠能力のあるものですが、
いじめの問題では子供同士の事が多いので裁判に使うというよりも、
学校の先生や相手側の家族と話し合いを先に行うことが重要であり、
子供の生活が改善されることが一番なので、証拠を集めてからの動きが非常に重要になります。

「いじめ」と言えば子供同士の問題にも受け取られますが、
心や身体を傷つけられる人権問題ですし、いじめている子供の保護者には監督義務があるので、
子供の監督義務違反で物質の損害の他にも、精神的損害も損害賠償請求が可能になります。

●「証拠能力のある証拠」とは?!(いじめ編)

証拠1 日々の記録を日誌に残す

いじめのあった記録日誌を作り、いつ、どこで、だれが、どんな事があったのか、
その場の同席者・目撃者の情報、状況の詳細を記録します。

また、その場での心理状況や、期間が長ければ心理状態の変化、体調の変化なども記録していきます。

被害にあっている事からイメージが膨らみ、話が大きくなったり、
嘘や憶測での表現は避け客観的に真実を書き込む事が大切です。


証拠2 証拠品となる物の保管

汚されたり壊されたりした現物を残せるのであればそのまま残しておき、その詳細を日々の日誌に残します。
ただ、そのままにしておくことが出来ないものは、日付のわかる形で写真や動画での撮影を行います。

詳細に関しても、日誌やメモに残しておくことで証拠としての信憑性があがります。


証拠3 病院の診断書

もし怪我をした場合は怪我の程度に関わらず、すぐに病院へ行き診察をしてもらってください。
医師に対して詳細を説明し、診断書をキチンと書いてもらいましょう。
また領収書をもらう事も忘れずに必ず保管してください。


証拠4 同席者、目撃者の証言

同級生・教師・通学中などの目撃者から証言を引き出すのですが、
教師は認めたくない為非常に難しいですし同級生に聞いて、いじめている側に話が漏れてしまうと、
いじめを助長してしまう為慎重に行う必要があります。


証拠5 映像、画像の記録

証拠としてもっとも重要となるのがいじめ現場の撮影です。
ICレコーダー・ビデオカメラ等で現場を押さえたいですが、
学校内に侵入して撮影する事もできませんので非常に難しいです。
加害者を誘導する事や、子供に協力してもらう事も出来ますが、
非常に危険ですので自分自身で無理をする事はおススメできません。


証拠6 ネット上の証拠の収集

最近ではメールや掲示板への書き込みなどでいじめを行っている場合もあります。
その場合はそのメールや掲示板の事実を保存しておきます。
また、いじめは人権問題なので名誉毀損して裁判所からサーバーに
情報開示命令を出してもらうよう依頼する事で、加害者を特定する事もできるようになります。


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