証拠能力のある証拠の収集(ストーカー編)
前回の浮気編に続き今回はストーカー編の証拠能力のある証拠の収集です。
これもまた証拠は証拠能力がないと意味がない為、「証拠能力のある証拠を集めること」が探偵のテクニックです。
ただ浮気とは違い本人でもかなり証拠を掴むことも出来ますが、ターゲットがストーカー行為を行っている以上、精神的にも通常でない場合もありますので、次にどういう行動に出てくるかわからない為、非常に危険も伴います。
探偵と相談しながら行い、絶対に自らが危険を犯すことはないようにしましょう。
ただ、ストーカー、嫌がらせ等の証拠になるものもありますので、何かあった際には証拠を保管しておく事も必要です。
証拠1 日々の記録を日誌に残す
ストーカー行為のあった記録日誌を作り、いつ、どこで、だれが、どんな事があったのか、その場の同席者・目撃者の情報、怪我や損失等の状況の詳細を記録します。
また、その場での心理状況や、期間が長ければ、心理状態の変化、体調の変化なども記録していきます。
被害にあっている事からイメージが膨らみ、話が大きくなったり、嘘や憶測での表現は避け客観的に真実を書き込む事が大切です。
証拠2 証拠品となる物の保管
ストーカー行為の中でも嫌がらせに近い場合は、自宅の玄関ドアなどを汚されたり、手紙や荷物を送ってきたりする事もあります。現物を残せるものであればそのまま残しておき、その詳細を日々の日誌に残します。
ただ何かを汚されたり壊された場合はそのままにしておくことも出来ませんので、日付のわかる形で写真や動画での撮影を行います。
詳細に関してはコチラの場合も日誌やメモに残しておくことで、証拠としてのの信憑性があがります。
証拠3 病院の診断書
もし怪我をした場合は、怪我の程度に寄らず、すぐに病院へ行き、診察をしてもらってください。医師に対しても詳細を説明して、診断書をキチンと書いてもらいましょう。
また領収書をもらう事も忘れずに必ず保管してください。
証拠4 同席者、目撃者の証言
ストーカー行為時の同席者、目撃者から証言を引き出すのですが、ストーカーと関係の近い人であれば話が漏れてしまい、反対にさらなるストーカー行為に発展しかねない為、自分自身で行うのは非常に危険です。
証拠5 映像、画像の記録
証拠としてもっとも重要となるのがストーカー現場の撮影です。
ICレコーダー・ビデオカメラ等、簡単に入手出来る物もありますが現場の場所も時間もわからないですし、ストーカーも周囲を気にしていますのでなかなか難しいものです。
バレてしまい相手を逆上させても危険ですので、こちらも自分自身で無理をする事はおススメできません。