債務不履行のトラブル
探偵とのトラブルで多い、「調査の内容が不十分」などの債務不履行(契約違反)のトラブルについてご紹介致します。
●債務不履行(契約違反)のトラブルの具体的な事例
契約不履行の具体的な内容は、下記のようなものがあげられます。
・調査をしたが、ほとんど成果があがっていない
・調査報告書を送ってこない
・依頼した探偵社と連絡がとれなくなった
・契約の後「調査ができない」といわれた
●本当に調査を行っているのか確認をする方法
ほとんどの探偵社は、「報告書」で調査結果を報告します。
素行調査の場合、写真撮影を行いますので、報告書に写真を添付してもらいましょう。
ただし、一日分の写真を数日分に報告書をねつ造し報告書を作成する業者もいますので、よく報告書を確認してください。
●国民生活センターによせられた最近の事例
・親戚が契約した興信所で満足な調査結果が得られないのに追加調査を勧められ、160万円の追加契約をした。
信用できないので解約させたい。可能か。
・興信所で調査を依頼したが、不誠実な調査に納得がいかなかったため打ち切るよう申し出たが、返金に応じない。
・探偵に人探しを頼んだが、報告された情報はまったくの別人のものであった。支払ったお金を返してほしい。
・興信所に人探しの依頼をしたが、1カ月以上経って1回目の報告書を受け取ったきり、何も進捗状況を聞くことができない。