誇大広告のトラブル
探偵社は、いろいろなメディアで広告をしています。
代表的なところでは、みなさんがご存じの「タウンページ」です。
「タウンページ」は電話帳ですが、一部は広告が掲載されています。
広告費さえだせば、タウンページに掲載が行えるのです。
ですので、タウンページに大きく掲載されている探偵社が信用のできる探偵社とは限りません。
また、インターネットの普及で、インターネットの広告を行う探偵社も増えてきています。
インターネットの場合、低価格などを売りにした文句で掲載されていますが、実際に話を聞いてみると、実際に提供された業務の内容が広告とかけ離れていたり、かなりの高額の金額になってしまったなどの話をよく聞きます。
ですので、インターネット上の価格は、あくまでも参考程度で受け止めてください。
実際に、環境やターゲットの行動パターンなどで、調査にあたる調査員の人数や難易度が違ってきますので、広告の料金はあくまで参考程度にして、探偵社に実際の見積もりを出してもらいましょう。
HPや広告に誰しもが知っている有名人がでていれば、信用できる探偵社でしょうか?
有名人がでているからと言って、全部が全部、信用できる探偵社とは限りません。
中には信用できる内容もありますが、一部は広告ですので、イメージだけで探偵を選ばないように注意をしてください。
また、雑誌などの記事なども、一部は広告で広告代理店などが積極的に営業を行っていますので、こちらも注意が必要です。
2010年2月からネット検索サービス最大手「ヤフー」で別れさせ行為に関する広告の掲載中止が決定されました。
これは、「別れさせ屋」が違法行為性が強く、且つ、人を陥れる手口を行っているとして、決定されたものです。
その他にも、広告に表示されていた業務の内容と実際に提供された業務の内容に違いがあるといったトラブルが多く、先日の探偵業法の見直しの中でも、探偵業法上広告表現に関する規制を検討する声が出ています。