離婚の原因
離婚の原因はたくさんありますが、最近の離婚の原因として以下の理由が大半を占めています。
【離婚の原因 上位5項目】
・性格の不一致
・浮気不倫など異性問題
・相手の暴力(DV)や、精神的暴力
・仕事をしない(生活費を入れない)
・浪費が激しい(ギャンブル)
探偵の仕事では浮気の調査も多いですが、離婚をしてもらいたいわけでもなく、また、争いの種を作っているわけでもありません。
相手の浮気を止めるため、浮気をする前にストップをかけるためにも役立っています。
ただ離婚原因で多い「性格の不一致」というものは、浮気や不倫といった直接的な原因がなく、離婚の原因としてあいまいな言葉です。
性格やセックス、普段の生活が合わなかったということなのでしょうが、一言で言い表せる便利な言葉である半面、離婚理由としてはあいまいで、実際の離婚の原因をわかりにくくしている気もします。
性格の不一致と置きかえられる言葉に「価値観のずれ」という言葉があります。
これも何がどうずれているのかは、第三者からしたらよくわからないものです。
では結婚した時は価値観のずれがなかったのでしょうか?
価値観が全く一緒だとは考えにくいので、結婚前から価値観はずれていたはずです。
それを理解した上で生涯のパートナーとして選んだはずなのに、離婚に至るようになったのは心の中で何が変わってしまったのでしょうか?
最終的に離婚に至るとしても原因があいまいな理由ではなく、本当の理由まで突き詰め話しあった結果として離婚に至って欲しいものです。
性格の不一致という理由でパートナーに一方的に離婚を突きつけても合意されない場合もあり、どちらが悪いという明確な理由も責任の所在もないため、慰謝料の支払い義務が発生しないのが一般的です。
一方が離婚したくない場合は、離婚したい側が解決金を支払って離婚に至ることもあります。
また、離婚することでどちらか一方の生活が困難になる場合は、責任がなくても生活力のある側が相手が生活していけるようになるまで、扶養的な意味による一時金(扶養的財産分与)を支払うこともあります。