探偵になるには?
昔のドラマなどでは探偵は誰でも自由にやっていい雰囲気でしたが、平成19年の「探偵業の業務の適正化に関する法律」の施行後、誰でもできる探偵業から、限られた人に許された登録制になっています。
探偵になる為には
・探偵会社に勤める
・探偵会社として登録して自ら行う
という形が一般的です。
どの仕事も同じですが、探偵という仕事も憧れや興味だけで入るには厳しい世界です。
探偵は正義の味方というイメージを持っている方も多いようです。
もちろんストーカーで悩んでいる人を助けたり、行方不明になった親族を探したりと喜ばれることも非常に多いのですが、お客様にとって良くない結果を導き出してしまうこともあるのです。
浮気調査などではお客様にパートナーの浮気という、辛い現実を突きつけなければならないこともありますし、行方不明者が亡くなっているという事実に直面してしまうこともあります。
それくらい探偵業はデリケートで影響力のある仕事なのです。
尾行や張り込み、聞き込みなどの技術的な難しさや体力的な辛さに加え、お客様のメンタル部分のフォローなど精神的な面にも気を使わなければなりません。
探偵学校は探偵事務所が運営している場合が非常に多く、そのほとんどでは探偵学校を卒業すれば、就職・開業を支援してくれます。
探偵学校では授業形式の座学や、模擬調査を行います。
座額の授業では、尾行や張り込み、聞き込みの基本から、具体例や探偵の知識などを教えてくれます。
模擬調査では実際に調査員として張り込みをしたり、尾行をしたりと探偵技術を教えてくれます。
最近では、開業される方も探偵会社に勤める方も探偵の学校に通ったり、通信教育で学ばれている方が非常に多くなっています。