18歳の頃の体験です。
20代 女性18歳の頃の体験です。
ネットで知り合った男の子と、毎日メールをしたり電話をしたり、連絡を取り合っていました。
数日経って待ち合わせをし、会って話すと楽しくて一気に気になる存在になりました。
お互い高校を卒業して、彼は専門学校に行きながら一人暮らしを始めました。私の学校からも近く、たまに家に遊びに行っていたのです。
ある日、私は学校が早く終わったので彼と会えないかなぁと思い、電話をかけたのですが出なかったので時間を置いてまたかけ直しました。
するとドライブモードになっていて、女の勘なのか「怪しい!」と思い何度も電話をかけ、終いには彼のマンションまで勝手に行きました。
インターホンで彼の部屋の番号を押すと..。
「はい♪」女性の声。
びっくりして、とっさに逃げてしまいました。
私はドジで前に、隣のマンションに間違えて行ってしまったことがあるので、また間違えたかなぁと思ったのですが、どう考えても彼の住むマンション、ドライブモード、女性の声..。
無性に気になってもう一度訪ねました。
女性「はい♪さっきの人?」
私「・・・。」
女性「もしかして○○ちゃん?(私の名前)」
私「え!?そ、そうですけど。」
女性「聞いてるよ~!今あの子留守だし開けるから上がって♪」
言われるがまま部屋を尋ねると、中から小柄な女性が笑顔で出てきました。
部屋を通され話を聞くと、彼の『彼女』でした。
薄々は勘付いていたけれど、ショックでした。それより何故私を知っているのか気になりました。
彼はよく浮気をするらしく、最近自分と居る時でもずっとメールをしていたから、携帯の画面を覗いたらしいのです。
そこで「この子誰?」となって私の事を知ったそうです。
私に怒らないのも、「彼女居ること知らなかったんでしょ?ごめんね~うちの子が。」と笑いながら言われ、挙句の果てに「仲良くしよう♪」と言われました。
「は?」と心の中で思いつつ愛想笑いで誤魔化しました。
そしたら彼が帰って来て、部屋に彼女と私が居てとても驚いていました。
彼女を外へ呼び出し何やら話している模様。
私は真実を知ったし、彼と話したくもなかったので帰ろうとしました。
「送るわ。」と彼に言われ、何故か「またね♪」と彼女に見送られ、怒りというより二人に呆れて何も言えませんでした。
駅まで彼も私も無言のまま、「じゃ。」と一言言って彼との関係は終わりました。
「ごめん。」の一言もなく、騙された私が悪いのか。まぁネットで知り合ったのだからこんなものかと実感しました。
現代はインターネットが主流で出会おうと思えば、すぐ出会えてしまうので、便利すぎて恐ろしいと思いました。(笑)