彼とは同棲していた。

20代 女性

彼とは同棲していた。
ある日を境に早起きして髪をset、服装を念入りにチェックして香水をふりまくって出掛けるようになる。
ぁたしとのデートではそこまでしなかった。
「お洒落に目が覚めた。それにお前に似合う格好を心がけたくなった。」 って言ってくれて内心嬉しかった。
ある朝、彼が脱ぎ捨てたズボンが揺れているのに気づいた。彼はイビキをかきながら寝ていたから、起こさない様にズボンに手を伸ばしてみた。
ポケットから出てきたのは見に覚えのない携帯。
中を見たら知らない女ばかりのメモリー。
服着てないの!?と思う様な胸から顔が写った写メ。
携帯の中を見たことを黙って、携帯の存在を問いただしたら「仕事用」って答えた。
その年の夏に結婚の申し込みをあたしの両親に話しに行くと決めていた事、色々頭によぎったけどchanceをあげようと思った。
そんなわたしの気持ちを裏切り、朝帰りもする様になった。
そして、わたしの職場の側を彼の車で女の子を乗せて横切って行くのを目撃。
電話もメールも無視された。
隠し通せると思っている事に頭に来た。
のこのこ帰って来た。
ボロくそ文句言ってほっぺたをおもいっきりひっぱたいてさよならしました。