浮気発見エピソード
素性を隠して付き合っていた相手を妻が全て知っていた。
30代 男性俺にはお互いの本名や年齢などを隠して付き合っている彼女がいた。
お互いの連絡手段はメールのみ、あっている最中でもお互いのプライベートは秘密にしていた。
ある日、妻が保険の見直しをしたいと突然言い出した。
休日に子供も一緒に窓口に相談に行こうというので、俺も放置していた保険関係を改めるのにいい機会だと賛成した。
妻は最寄り駅の窓口ではなく、電車で三つ移動した駅に予約したという。
なんでこんな遠い所を、と思ったが、たまには家族で遠出するのも良いかと考え、妻が望む通りに翌週の日曜日に家族で出かけた。
事務所にいき、席について担当と挨拶をしたとき、俺はかなり驚いた。
その担当が俺の遊び相手だったのだ。
妻は俺達の関係がバレていたのだ。全て。
いざ話し合い開始となっても、彼女はもう冷静に対応できずにいるし、もちろん俺も妻の様子が怖くてしっかりした返事などできるわけがなかった。
妻は妻で幸せ家族アピールをここぞとばかりにしているし、もう生きた心地がしなかった。
妻は最後に俺の保険の受取人を息子の名義に変える手続きを依頼し、同時に彼女がいる前で俺に離婚届を出してきた。
俺はもうパニック、彼女も目の前で離婚届をみせられてパニック。
泣き出し妻に謝罪の言葉を口にしていた。
さすがにその様子に奥から別のスタッフが現れ、場をとりなし、後日話合いを設ける事にして俺達も店を後にした。
店を出た直後に俺も謝罪の言葉を誠心誠意妻に告げたが、許してくれるはずがなかった。
今は実家に子供と帰ってしまっている妻だが、関係の修復は不可能だとあきらめている。