「しょうがねえなあ」といって、付き合ってやることでした。

30代 女性

大学の友人であるTさんの夢は、好きになった男性から告白されて「しょうがねえなあ」といって、付き合ってやることでした。
しかし性悪である上に、別段美しいわけでもないTさんは、誰かから告白されることもないまま、大学3年を迎えたのでした。
そのことがゆるせないので、適当な妻子持ちのおっさんを見つけて愛人となり、猫をかぶりながら内心は「こんなおっさんとはしょうがなく付き合ってやっているだけだ」と夢の代替を行っているのでした。

しかし大学を卒業してからもずるずるとその関係は続き、互いは相互依存の状態になっていくのでした。
ところがどっこい、Tさんが30歳を迎える頃、おっさんは「やっぱり家庭がある以上、君との関係は続けていくことができない」と、都合のいいことを言い出し、Tさんはおっさんにさえ捨てられたのでした。

代替物でしかなかったおっさんに捨てられたこと、後にも先にも好きな男性から告白されないこと、既に自身が30を向かえつつあることに、Tさんはひどく自尊心を傷つけられ、ここ最近は6畳のアパートから一歩も出ない生活が続いています。

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