改めて妻の魅力に惚れ直していた頃でした
40代 男性結婚して15年が過ぎ、家にこもっていた専業主婦の妻も、子どもの部活などでよく外出するようになり、以前より身だしなみに気を使うようになってきて、改めて妻の魅力に惚れ直していた頃でした。
結婚当初から「あなたが浮気したら家からいなくなるからね。私はしないよ。するときは本気。」と言うのが口癖で、すっかり信頼していたのですが・・・
夜の夫婦生活は多くはありませんでしたが、去年の4月を境に、急に理由をつけて拒むようになり、何かおかしいなと思うようになりました。
思い返せば、早く寝ると言ってベッドで携帯で電話していたり、PTAや子どもの部活の用事だと言って、急に夜外出したり、飲み会も飲まないからと言って車で出かけ、帰りもだんだん遅くなりました。
携帯を片時も離さず、あまりにも不自然な行動が多くなってきたので、いろいろ話を聞こうとすると、疑う私を悪く言い、説明ができなくなると逆切れして、「もう別れる」などと言うようになりました。
妻の言うように、信じてやれない私がの方が悪いのかもしれないと思いましたが、不審な行動は変わりませんでした。
そんなふうにギクシャクしたまま3ヶ月ほどが過ぎ、7月の終わり、子どもの部活も次の大会が最後という時に、夕飯代わりの弁当を妻が学校に持っていって、そのまま部活に行かせる日が続きました。
そのうち、コーチの分も持っていくと言うので、なぜうちだけがそんなことをするのか不自然に思い、ある日の夕方、車内の足元にボイスレコーダーを置いておきました。
妻の帰宅後、録音されたものを聞いてみると、震えが来るような内容でした。
体育館に着くと、子どもに弁当を渡し、用事があるからと言ってすぐに車に乗り、携帯で電話をかけ、少し離れた場所で待ち合わせをし、妻の運転する車に乗り合わせて山の中へ行き、中で食事をし、その後は・・・と言うものでした。
事がすむと、何事もなかったように別々に体育館に戻り、娘の部活を見ていたようです。
なんと、相手は娘の部活のコーチで、私よりも8つ、妻とは12歳年上の53歳、奥さんから子ども、孫までいる人だったのです。
生涯今までにないほどのショックを受け、その夜、妻を問い詰めると、悪びれもせず不倫を認めたうえに謝りもせず、私が家を飛び出そうとしても止めようともしませんでした。
死ぬつもりで家を出ましたが、子どものことを思って冷静になろうと努め、会社の車の中で過ごし、そのまま朝、仕事に向かいました。
仕事中も一人で運転していて、涙が止まりませんでした。
その2日後、私も落ち着いて話をしようと思って、改めて事情を聞いたのですが、反省する様子もなく、腹が立ちました。
それでも子どものために自分が我慢をしようと、もう相手と会わないことを約束させて、事を収めることにしました。
後日、相手にも電話して不倫を認めさせ、口頭でしたが同じ約束をさせました。
そうしてしばらく、子どものことや家のことを一生懸命やってくれるならと、妻の様子を見ていましたが、私のことをかたきのように扱う日々が続くので、またレコーダーを仕掛け、車の走行距離を毎日チェックするようにしました。 すると11月初め、平日の昼間に妻が相手と携帯で話す声が録音されていました。
私のことを悪く言い、相手のことが好きだとか、好きなものはしょうがないとか、帰る場所が違うなどと言った話をしていました。
その夜、再び妻を問い詰め、また会っていた事を認めさせて、謝罪文を書かせました。
また、話し合いの結果、子どもが自立するまでは同居は認めるが、その後は財産分与を放棄し、家を出て行く事を認めさせました。
そして、不倫は悪いことだと言って聞かせ、相手とは二度と会ったり連絡をしたりしない事も約束させ、もし破ったときは、躊躇なくこの謝罪文を持って弁護士のところに行くと宣告しました。
次の日、相手にも謝罪文を書かせ、同じ事を告げて約束を取りつけ、事を荒立てずに収めたつもりでした。
そうして、数ヶ月。子どもの前では仮面夫婦を演じながらやってきましたが、やはり相手とは切れていないようです。
私が仕事で近所にいない時や、会社の旅行でグアムに行ったときなど、子どもにも嘘をついて口止めし、会っているようです。
連絡も夕食後にウォーキングに行くといって家を出て、メールをやり取りしています。
警戒してやっているつもりのようですが、普段の言動を見ていればわかります。
今度は不倫現場を押さえ、有無を言わさず妻を追い出し、相手から出来るだけ多く慰謝料を取りたいと思います。
しかし、私が今まで甘い対応をしたために、現在の状況で相手が慰謝料を払うかどうか自信が無いので、困っています。
車に仕掛けたレコーダーなどは今でも明かしていませんし、妻の警戒心が大分解けてきているので、そのうちボロを出しそうですが、専門家に依頼するような資金が無いので、自分で何とかできないか策を練っています。