私が子供のころ、週末に父親が私を連れて午後のお茶と夕食に出かけました。

50代 男性

私が子供のころ、週末に父親が私を連れて午後のお茶と夕食に出かけました。
当時は、母親に「育児開放デー」と言って週末の午後に父親が私の面倒を見て、母親に自由な週末を過ごさせるという予定だったようです。
午後、父親とケーキショップでお茶を飲み、おもちゃ屋行って当時欲しかったおもちゃを買ってくれたあと、父親が「これから二人だけの秘密の場所に行くぞ。」と言って連れて行かれたのが都心部のいわゆる歓楽街でした。
当時小学生だった私にとっては初めてホステスがいる店に入りました。
父親はお酒を、私はソフトドリンクを飲みながらおしゃべりに興じました。
ホステス達も幼稚園の先生のように、私といろいろおしゃべりや遊びに興じていました。
その店は父親の行きつけの店だったようで、当時「お気に入り」のホステスもいたようです。

そこで過ごした時間は、子供の私には初めて行った新鮮な体験だったようです。
問題は、夜に帰宅したときに私が開口一番、「今日はお父さんと秘密のお店に行ってきたよ！」といったお店について、中の様子についてすべてを母親に大声で報告したことです。
以降、父親は二度とそのお店につれて行ってくれませんでした。
詳しくは教えてくれませんでしたが、しばらくの間、母親は父にその店に行くことを禁止したようです。
今考えれば、父に申し訳ないことをしたと思います。